レトロな風景 (大正)[港区]
大正ロマン漂う洋館が一般住宅にみられるようになった大正時代。
今の田園調布のイメージそのままの
ステキなかわいい住宅です。

窓辺の作りつけのソファーが何とも昔っぽい感じがします。
この家に、この電話!このミスマッチがおもしろいです。
でも、この時代に家に電話があるってスゴイことなんでしょうね。

スゴイのがこの台所。
やかんの下の調理器具。
ガス台ではなく、IHI??電気調理器です!

この住宅は、
日本でのモダニズム運動を主導していた
堀口捨己という建築家が設計した住宅。
今でいう、デザイナーズハウスというところでしょうか。

当時ヨーロッパで流行のデザインと日本伝統のデザインとの、
和洋折衷ともいうべき造りだそうです。
一見和風のイメージですが、よ〜く見ると、
1階の左側はいかにも洋室っぽく、屋根も三角。
1階の縁側の窓の下にはタイル貼りになっていたり、
この上の屋根は平な屋根で、いかにもモダンです。
この住宅は、日本のお屋敷という感じ。

養蚕・製糸業の最盛期の頃、
西川製糸会社の設立者が北多摩に建てた隠居所だそうです。
下の写真のお風呂場は一見モダンなタイル貼りですが、
内釜がない・・ということは、外で薪をたいて沸かしていたんですね。

それにしても、長〜い廊下ですよね!
これは上野消防署にあった火の見やぐら。

大正14年に建てられ、昭和45年まで使われていたそうです。
当時は23mの高さだったそうで、
この階段をそんな高さまで登ったとは・・・スゴイ!
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